知能システム科学専攻へようこそ!
モノの科学からコトの科学へ


社会がグローバル化し複雑化する中で、広範な領域にわたる横断的な問題解決の手法が求められています。システム科学は、そのような方法論のひとつであり、複雑かつ多様な対象を「システム」として普遍的に把握し、システムモデルやシステム思考によって分析し、それらを人工物としてデザインしようとするところに特徴があります。

知能システム科学専攻は、このようなシステム科学における世界最大級の研究拠点であり、国内外の多くの研究者や学生とネットワークを形成し協働しています。そして人間の知能を起点とし、生命から社会にいたる多様な問題領域を対象として、数理というツールを用いることで、システムという認識装置に関する研究を進めています。

さらに本専攻では、領域横断型人材養成を目的として、システムの普遍的構造を抽象化し数理的に考察するために必要な体系的知識を学ぶとともに、自らが取り組むひとつの専門分野における具体的課題の解決を実践します。これによってシステムとしての問題設定能力および問題解決能力を身につけることができます。

みなさんもシステム科学という知の冒険に参加しませんか?いまや領域ごとに細分化されたモノの科学だけでは解決できない問題が山積しています。広範な領域をシステムという共通の視点から捉えることで問題を普遍的に読み解くコトの科学が求められているのです。われわれは、みなさんと共にシステムの未来を拓きたいと考えています。

平成25年専攻長
三宅美博